乳がんが分かるまで…
そろそろ自分のこと、もう少し深掘りしていこうと思う…。
実は私は、7年位前に乳がんになった。
定期的に行なっている、健康診断・婦人検診の胸のエコー検査で引っかかった。
いつも通り検査を受けるも…
左側だけ何度も何度もやるなぁ〜
他の人より長いなぁ〜
あれ、なんかあるのかな…
え、もしかして…
何かあるかな…
こんなふうに思い、とても不安なまま帰宅したのを覚えている。
当時その事を旦那に伝えると、結果を待たずに病院行ってよ、と言われるが…勘違いかもよーっと受け入れたくなかったあたしは健診の結果を待った。
12月頭あたりに受けたので、年明けすぐに結果が送られてきた…
もちろん、要検査、紹介状あり、みたいな
血の気が引いた…
え、あたし乳がんなの?
いやいや、怪しいけど違ったーみたいな感じだよね?念の為、よね?
血筋にもいないし、なんであたしがなるのよ、んなわけないでしょ。
こんなふうに思っていた…
そこからは、毎週のように検査検査で病院通いが始まる…
初見では、再びエコー検査をするも、その時は、
んー大丈夫だと思うけどなぁ〜なんで要検査になったんだろう?みたいな話しで…
ホラ、やっぱりそうじゃん
何だよ、大丈夫なんじゃんか
でも、一応要検査になっているので、来週マンモグラフィーの検査してみましょう。。。
なによ、それ…
やるなら今やってくれよ…
後日、マンモの検査をする。
何気に予約が1ヶ月程度先だけど大丈夫なものなのか❓と思ったけど、まぁそれだけ大丈夫な可能性のが高いって事よね❓と思っていた。
そして結果はまた翌週…
➡︎怪しいので次の検査を…と言われる。
え、結局あたしそうなの❓…と思う反面
詳しく調べて違ければそれでいいよねって思い。
この辺りでは、友人にもこないだ健診で引っかかってさぁ〜と普通に言えていた。
だってまさか、と思っているから、病院通いやんなっちゃうよー位の感じで話せていた。
翌週、造影剤を使ってのMRI検査…
コレがなんかもわぁ〜っとして、気持ち悪くていやーな気持ちだった…
その翌週MRIの検査結果…
➡︎おそらく乳がんであろう、との話し…
ここまで検査してくると、そりゃそーよね、だと思ったよ、って気持ちだった。
んで、あたし死ぬの?おっぱい取るの?
ここから何があるの?
結構冷静な自分がいた。
そのまた翌週、CT検査…
骨シンチグラフィーとかで進行度を調べる。
その翌週検査結果…
➡︎この時点で何を言われてるのか良く分からなくなってきた…進行具合とか、病気のレベルとか言われてるんだけど、カタカナばかりで入ってこないw(あたまわるっ)
その翌週、針生検を行う。
良性か悪性かを調べるらしかったが、、、
➡︎コレ、やばいです。
人生最高の痛みを感じ、病気を治す前に死んでしまうかと思ったほど。
もちろん、胸に部分麻酔をするのだが、全然効かなくて、麻酔を3本打ったけどそれでも痛くて、本当に失神寸前だった…
痛みから涙がボロっボロ出て、痛みに耐えきれず大声が出てしまった…
先生も焦り、何で効かないんだ…ごめんね、痛いよね、ごめんね、と何度も言っていた。
今思い出してもつらくて涙が出る。
注射針なんてもんじゃない大きさの物を、ガシャン❗️って胸に打って中の細胞を取るんだよ❓
麻酔効いてない身体にやるってどんな痛みか分かる❓痛すぎたよ…
これから闘病生活が待ってるのに、何で今すでにこんな思いしなきゃいけないんだ
その翌週検査結果…
➡︎諸々の検査の結果、ステージ2?位で、場所はちょうど乳輪のあたりにもある為、全摘をすすめられる…
私、元々胸にそんな執着などないし、胸を取ってもない事のダメージとかはない。
だから全摘はヤダな、とか全くなかった。
かと言って、全摘すれば生きられるのなら、と言うような気持ちでもなかった。
もちろん死にたかったわけじゃないがw
特別絶対死にたくない❗️って事もないような、そんな気持ちで…淡々と話しを聞いていた。
隣で旦那は、診断を受けてから必死に調べ上げた乳がんについての疑問など、全て担当医にぶつけていた。
そーゆーの好きよねぇ〜w
知らない病気とかを知るのとか大好きな人なので、ショックを通り過ぎたら、逆に生き生きしはじめたのを感じた。
正直、私の為とかではなく、自分の為、なんだろうなって思いながら聞いていた。
調べてくれて私を安心させてくれた部分もあったが、何より自分が安心したかったんだろう。
当時の担当医の先生がとても素晴らしく…
そんなネットで調べ上げた内容をガンガンぶつけて来て、面倒臭いなってヤツ相手に、旦那さんよく調べてらっしゃいますね、そこはこうなんですあぁなんです…と全てにキチンと対応して下さった。
あの先生でなかったら受け入れてなどもらえず、あたし腹いせに手術で失敗されていたかもしれないよ笑
旦那もあの先生はすごい❗️
安心して任せられるな、良い先生だ❗️
っと、病院の先生で初めて認めたんじゃないかなと思うほど信頼を置いていた。
その病院では、乳がんは外科担当であったが、検査をしている間に、ちょうど乳腺外科が発足された感じで…その先生はそこの長の方で、当時初期の患者さんはみんなその先生が担当だったようだ。
本当に先生は当たりでした。
後々知ったけど、とても素晴らしい先生だったようで、乳がんの講演会とかしたり、結構そちら界隈では有名な方っぽかった。
私もこの先生じゃなかったら術後心が折れていたかもしれない…とても素晴らしい先生に担当してもらえて本当にありがたかった。
今は乳腺外科も広がり、担当医も増えたので、その先生は元の病院に戻って行ってしまっていないが、もしも再発したらあたしは先生の元に通いたいと思っている。
私の病院通いはまだまだ続く〜
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