GOROPIKA7’s diary

誰にも言えない秘密暴露

乳がん手術のこと。

 

 

手術が決まってからは、そこまでにしなきゃいけない事をひたすら考えていた。

 

まずは子供達のお世話。

学校に送り出さなければならないし、ご飯やら家事の事…母や義母にも手を借りたかったが、旦那が嫌がったので、基本は旦那がやる事に…

とはいえ、ご飯とかはコンビニで買ったり、洗濯は義母にやってもらったり、結局お前何したんだよって感じだったけど💦

 

習い事もお休みしても良かったが、子供達には変わらない生活をして欲しかったので、信頼おける友達には事情を話し、送迎を頼んだりして…この段階で、乳がんになった事を話したのは、学生時代からの友達3人と、友達2人と自分のバレーの代表さん2人と、習い事の関係で仲良くしている人2人…各部署必要な人にだけ、という形にした。

 

入院は7日程度だったが、退院後もすぐには普段の生活に戻れない為、みんなに手を貸してもらえるよう考えて話す人を決めた。

 

手術はあたしは帝王切開もしていないし、わりと元気に過ごしてきたので、人生で初めての事だ!

全身麻酔も初なのでどんなもんなのかも分からず…その辺はただその日が来るのを待った。

 

金曜の午後に入院して、月曜が手術。

しかし、土曜日はあたしの大好きなバレー観戦のチケットを取っていてどうしても行きたくて…担当医に相談すると…

 

それは大事だね、、、じゃあ、金曜入院して、土曜一時退院して、また日曜の午後に戻って来てくれれば大丈夫だから、行こう❗️

え?????

こんな事、先生が言ってくれるものなの❓

反対されると思ったのに…背中押してくれた❗️

先生最高じゃん✨

これから大変な事もあるだろうから、なるべくやりたい事したい事はしようって…

泣けたわ、本当に…素晴らしい先生❗️

 

なので、手術の前々日シレッとバレー観戦に行ってきました〜笑

私はこの後しばらく自由にならないであろう身体を目一杯使って来た笑

この後すぐ、片方のおっぱいがなくなるなんて想像もつかないくらい、楽しく、元気に、時間を過ごした。。。

 

そして、1泊家で過ごし、日曜日の午後には病院に戻った…翌日の手術の為の準備に入り、麻酔科の先生の挨拶があったり、書類に記名をしたり…夜からは何も食べられなくなるしね。

いよいよ、手術か〜って感じがした。

 

翌日問題なく手術に向かう。

もちろん元気なので、TVとかで見るような車椅子や担架見たいので行くでもなくw

当然自力で歩いて手術室へ…ドキドキ。

 

わぁーTVとかで見るような手術室だー。

こちらへ〜と手術台?に寝かされて…

これから麻酔をしますので、大きく息を吸って〜吐いて〜吸って〜すぅーっと眠りに入りますよー…な感じだった気がする笑

結構一瞬なのね、麻酔って。

 

次に目覚めた時は術後。

声をかけられ目が覚めるが、、、

意識は半分って感じで、あまり覚えていない。

旦那や母が声をかけたみたいだけど、覚えていないし、何より気持ちが悪くてたまらなかった。

そのまままた眠りについたようだ。

 

夜にまた旦那がやって来て声をかけたらしい…その時は少し意識が戻っていたが、気持ち悪さが半端じゃない。

話しかけないでくれ、あっち行ってくれ、本気で旦那が邪魔だった笑

あたし麻酔がダメらしい…解けていく過程で相当な辛い思いをした。

気持ち悪くて何度も吐いた、実際には何も食べてないから出ないが。

喉が乾くもまだ飲めないともらえない。

 

何時間も寝たきりだからか、腰の痛さも半端じゃなく…本当にのたうち回る勢い。。。

でもあちこち管などに繋がれており、全然動けない。

特に左胸を切除している為、そちらを下にして寝るなど言語道断だ。

でもやりたい、とても寝返り打ちたい笑

 

そんな事を一晩戦い抜き、翌日の朝、やっと管を抜いたり、お水が飲めたり、少し話せたり…落ち着いて来た。

 

もう全身麻酔など二度とごめんだ。

痛み止めが効いているのか、手術痕が痛むとかはなかった。

病室に戻ったあたりから…

あぁ〜本当に取っちゃったんだ…

今日からおっぱいないんだ…

そんな風に思っていた。

 

ドレーンを付けているので、そこから不要な血が出ていて、ポシェットみたいのを肩がけしている。こんなんももちろん初めて。

傷は覆われていたので基本見れない。

胸帯とか言うのを買わされ、術後はそれを巻いていた。

 

入院した病院は、子供は面会が出来ない…

廊下の外に出て顔を見る事しか出来なくて、それは辛かった…

子供達は普段は学校もあって会いには来れなかったから、寂しかった〜。

 

しばらくは動くのも痛い時があったり、背筋を伸ばすような事は出来ず、つった感じがしたり、違和感は凄くあった。

まず左腕は全くと言っていいほど上がらないから、不便でたまらない。

それでも、順調に回復していると言われたが、

私にはもう1つ気がかりなことがあった。

 

また数日後に、子供と子供の友達親子とバレー観戦に行く予定がある事…

フツーに考えたら行けるわきゃない笑

こんな時になんでまたバレー笑

きっとみんなそう思うだろうね…

 

だって、歩くのも響いて痛いんだものw

腕、上がらないんだものw

入院してたから体力的にもw

 

それでも、行きたいと願い、先生に相談…

まぁ、その日までにドレーンが取れたらいいよ、との事❗️

先生最高✨

マジでいいの❓

先生は、バレーはあたしが元気になる活力なんだから、とまた背中を押してくれた。

 

旦那に相談すると…心配だから行ってほしくはないけど、〇〇ちゃんが行きたいならいいよ❗️と言ってくれて、その代わり電車はムリだから送迎するよと言ってくれた。

これには本当に感謝しかなかった❗️

 

子供達やお友達とも約束していたから、守れる事にも嬉しさを感じ、おっぱいはないけど、またフツーに過ごせる事に感謝だった。

 

無事にバレー観戦に行く当日の午前中に退院許可が出た。

一旦帰って、支度して、バレー観戦へGO❗️

 

嬉しすぎて、痛みなど何でもなかった。

実際は歩くたびに痛かったけどねw

 

無事に観戦できて、無事帰宅。

子供達と同じ時間を過ごせたことに感動。

しばらく腕の自由はきかないけど、そばにはいられる。

 

まだまだ闘病生活は続く…